【一幕】ちょっと細かいニュージーズ備忘録

ニュージーズたちの紹介ブログを書いてから早2ヶ月。
千穐楽も終わり、2022年になってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか…!

 

私は明日からツアーが始まるというのに、絶賛ニュージーズロス中でございます(泣)

 

そろそろ区切りをつけるために(多分無理だけど)、ツイートするほどじゃないけど気になっていた細かなこと・忘れたくないシーン・ツボだった箇所などを備忘録としてまとめていきたいと思います。

 

なお、冒頭にも書いたように主なニュージーズたちについては、以下のブログにまとめています。「あれ、これ誰だ?」となったら読んでみてください。

tigakm.hatenablog.com

 

※まぁまぁ長いので、必要とあれば気になるシーンや好きなシーンへ飛んでください
※青字=簡単なあらすじ、黒字=備忘録です

 

Prologue 屋上、夜明け

幕が開くと、ペントハウスの屋上で眠るジャックとクラッチーが登場。ジャックがいつか行きたいと願う場所「♪サンタフェ(プロローグ)」を描いた歌を歌います。

・なんと言ってもOverture冒頭のトランペット。あの音がなる瞬間が本当に大好きだった…。東京初日は、正直トランペットの音が鳴った時点で既に胸がいっぱいだった(早い)

・びっくりするくらいバランスの悪い「Santa Fe」。実はバランスの悪さと同じくらい、その日暮らし設定なのにチョークが小綺麗な金のトレーに乗っているのも気になってた

・「日曜は寝てるさ、一日中〜」で絵を置いてるところに寄りかかるジャックと、地下室のシーンでの「(父が)幸せだ〜っていびきかいて寝てる間に……」のキャサリンがちょっと重なるな〜って思ってた

・「目を閉じ〜ついてこ〜い」で目を瞑ったり、「太陽〜追いかけ〜」で太陽の方向を見て眩しそうにしたり、素直なクラッチーかわいい

 

Scene1 ニュージーズ宿舎&ニュージー・スクエア

ジャックの「スペックス、レース、ヘンリー、アルバート、エルマン、起きろ野郎ども!新聞は放っておいても売れやしないぞ!」を合図に、オケピから飛び出してくるニュージーズたち。こんなんワクワクするほかないでしょ……。席に対してあまり欲はないけど、この演出は最前列で観てみたかったな〜と思っています。

そのまま、とにかく楽しい「♪新聞を売り歩こう(Carrying the Banner)」のスタート。感動的なシーンはたくさんあるけど、これは「明るい!楽しい!幸せ!」の気持ちが溢れて胸いっぱいになる曲だったなぁと感じています。

・ロメオが「やぁやぁやぁ、綺麗なお姉さん!」が言っている間含め、現れてから「最新のニュースはご存知ですか?」と聞くまでずーっとキャサリンのお顔に釘づけなジャック。観に行く度に「(ちゃんと一目惚れしてる〜〜)」って思ってた

・皆さんお待ちかねパサパサのドーナツガチャ(?)。仲間たちに先を譲ってあげるリーダー・ジャックの優しさにキュンとしつつも、ウィリーをはじめ、先に食べた子たちに味の感想をしっかり聞いて回るのが用心深くて面白かった

・ステージ奥にいるジャックが「セントラルステーションからシティホールまで」で下手→上手の順に指をさす時、片目を細める姿がはちゃめちゃにかっこよかった!!

 

今日の見出し『市電のストライキ』が書かれた後、デランシー兄弟が登場。ニュージーズたちとデランシー兄弟がわちゃわちゃ喧嘩して、再び「♪新聞を売り歩こう(Carrying the Banner)」が始まります。そして、そのままデイヴィたちが登場するシーンへと突入します。

・「下水管でも詰まったのかな〜?」で顔をしかめるニュージーズたち。ジャックも例に漏れず嫌な顔していて、「(くんくん)」って鼻を吸って怪訝そうな顔した後、片手で鼻をこする一連の流れが癖でした(私的感情すぎる)

・「もしかして…「「デランシー兄弟」」」の3時のヒロインみがツボ

クラッチーが倒されたとき、ほかのニュージーズたちが「(おぉい!)」ってキレる中、スッと顔を上げて「今のは良くないぜモリス」と喧嘩をふっかけるジャックの冷静さ、好き

アルバート「チケット買えば映画館に入れる〜!」に大ウケするニュージーズたち。そんな中「(フッ)」と笑うジャックの冷静さ、好き(2回目)

・デイヴィの「19部しかない!」に対してニュージーズたちがヤジを飛ばす中、スッと近寄って「新入りが正しい」と伝えるジャックの冷静さ、好き(3回目)

 

Scene2 ピュリツァーのオフィス、午後

値上げを決定するピュリツァーたち。「♪最終決定(The Bottom Line)」の「朝には値上げを実施する!」に対する「〜〜♪ ハイっ!」の揃い方がめちゃくちゃ気持ちよくて爽快でした。

 

Scene3 街角

最後の一部を売るのに苦労するデイヴィと天性の才能を見せるレス。仕事を終えた2人はジャックを家に招待するものの、ジャックは「仲間と約束してる」と断ります。するとスナイダーと鉢合わせてしまい、猛ダッシュで逃げる3人。行き着いた先は…?

 

Scene4 メッダの劇場

メッダの劇場へと逃げ込んだ3人。感下院から脱獄した話やジャックの絵の話をした後、パフォーマンス(?)がスタートします。毎回、メッダのドレッシーな姿に魅了されていた反面、いつかジャックが裾を踏まないかちょっとだけハラハラしてました。

・「スパイダ〜〜スナイダ〜〜」の言い方、ちょっとだけ京本大我が漏れ出てた(伝わる?)

・「才能がある人なんて、初めてだ!」に対し、レスの帽子のツバをグッと押すジャック。いつだかの梅芸公演は何もしてなかったけど、その反応の仕方がすごくお兄さんみがあって好きだった

・プライベートボックスにいるキャサリンを見つけた時、一瞬「(はっ!)」って嬉しそうな顔するのが可愛い。大好きじゃん

・「♪君みたいな人に(I Never Planned on You/Don’t Come A-Knocking)」のスローモーションが終わった後、ジャックが気になって取材が手につかないキャサリン。ペンを持つ手は全然動かさず、絵を描くジャックをチラチラ見て、しまいには「何してるのっ?」と聞いちゃうからかわいい。暗転して袖にはける間も、もらった似顔絵を大事そうに見つめて胸の前でぎゅっと抱きしめるんだから、恋に落ちてないなんて言わせないよ⁉︎

 

Scene5 ニュージー・スクエア、翌朝

卸値の引き上げを知らされ、ストライキを決定するニュージーズたち。「♪ワールドに知らしめよう(The world will know)」でピュリツァーのもとを訪ねます。3人が門の中へ入った後の振り付けがどこか新鮮で好きなんですよね。。

・「ピュリツァーには誰が言う…?デイヴィか?」「いや、僕は……委員長、君がいいなよ!」「その通りだ…俺たち皆で言おう(←?ジャックが言うんじゃないの…??)」(まわりのニュージーズたちも『お、俺?俺?』ってジェスチャーしてた)

・「腐った野菜投げる、外さずに〜」で黒板の男に野菜を投げるフリをするニュージーズたち。ジャックの持っている野菜のサイズ感がいつもキャベツなのと、黒板の男の「(な、なんで俺に!?)」って顔がツボでした

・「炎は消えない」で三角形になって踊るジャック・デイヴィ・クラッチー。中央にいるジャックが、必ず2人と目を合わせてて、毎公演「(はぁ〜〜良……)」ってなってた

・ピュリツァーの建物から突き返されたとき、いつも肘をスリスリしてたジャック。転ぶときは肘からつくタイプみたいです(どんな情報?)

 

Scene6 ジャコビズ・デリとストリート、午後

ストライキを終えたニュージーズたち。クラッチーの「お水くださ〜〜い(高音)」からデリのシーンは始まります。今度は他の地域にもストライキを広めることになり、ブルックリンの担当決めでわちゃわちゃ……するとキャサリンが現れ、「独占記事を書かせてほしい」と頼むのでした。

・ライブも舞台もマイクオフ状態での会話が好きすぎる私。11/13公演では水を飲んだジャックがクラッチーに「(生き返ったな)」と、どこかの公演ではデイヴィの「僕たちのストライキさ黎明の明星によって祝福され……」に対して「クラ(何言ってるか分かる?)」「ジャ(わかんね〜)」ってジェスチャーと口パクをしてるのが分かってワクワクした

・「どうして俺の名前知ってるの…?」と浮かれるロメオに対し、ものすごい勢いで頭を引っ叩くヘンリー。たまに「バシンッ」って音が響くくらい叩いてて笑ってしまった

・デリのおじさんって全員にお水にくれるし、営業に支障のない範囲でギリギリまで居座らせてくれるし、超いい人だよね(突然のデリおじさん備忘録)

 

煽りモード全開の「ジャ)芝居でも観に行く時間じゃないのか〜〜?」や、かわいすぎる口喧嘩「ジャ)最近書いた記事はなんだ?(劇評を担当していたキャサリンは、ストライキを報じる記事は書いたことがなかった)」「キャ)最近組織したストライキは?(少年たちのストライキは前代未聞)」を経て取材が決定。デリを出たジャックとキャサリンは、翌日のストライキに向けて言葉を交わします。

・「俺はただ威張ってるだけ!考えてるのはデイヴィ」(←デイヴィが来る前はどうしてたんだろうなぁ、この短期間というか数日でデイヴィが右腕的存在になってくれて、決して強くないジャックは安心しただろうな〜と思ってた)

・「俺の瞳に映っているのが見えない…?(キラッキラした自分の目を指差してキャサリンに急接近)」「今夜したいことを…話したいな〜(キャサリンに寄りかかる)」←好き(ド直球の告白)

・「その記事に、先がかかってんだからな!ヒヒッ(軽快な足取りで走る)」なんかやけに愉快でかわいい

 

Scene7 キャサリンの事務所

取材を承諾され、これから起こることに胸躍らせるキャサリン。そんな彼女の「♪何が起きるのか(Watch What Happens)」が、とっってもパワフルでかっこいい……。

・「ハンサムなヒーローでカリスマ性がある」からの「気取らず無学で女ったらし!!!生意気なやつ!!!」の緩急がめちゃくちゃ上手でかわいいし、間違いなく皆好きでしょ

・「しっかりしてキャサリン…!あの子たちを救えるのは私だけなのよ!」とか、後に出てくる「キャプテン・ジャックのせいで……」とか、自我100%で己に問いかけるところかわいい

・一曲まるっと好きだけど、特に「私たちが勝つかもしれない、何があろうと始めよう」のスコーンと抜ける歌声が最ッ高!!!!全身で、美しくて力強い声を浴びてる感覚だった

 

Scene8 ニュージー・スクエア、翌朝

※このシーンは思い入れが強すぎて長めです

他の地域のニュージーズたちに呼びかけたものの、思うように集まらず、いつになく弱気になるジャック。追い討ちをかけるようにマイク・アイク・スプラッシャーがスト破りに走ります…。

・他の地域の賛同を得られず、気分が落ちるニュージーズたちのもとへ「ジャック!俺が作ったんだ、見てよ〜!!」と手作りの旗(?)を持って登場したり、「力合わせ、敵に叫ぼう、従わないぞと〜♪」に対して真っ先に「おぅ!!」と応えたり、クラッチーの存在が“光”すぎる(だからこそ余計、この後に起こることが辛い……)

 

それでも今やるしかないと「♪今日こそ(Seize the Day)」がスタート。ジャックの説得によって、スト破りしかけた3人が順に戻ってきます。

・デイヴィが皆に語りかけるように始まる「♪今日こそ(Seize the Day)」。歌声は普通なのに、涙がつたってることが多くて「加藤清四郎くん、役者や…」って思ってた

・「スト破りの奴らを止められるのか〜♪」「「できる!」」……数十分後「あいつら誰だ!」「スト破りだ、知らないのか?」(←毎回心の中で『さっきできるって言ったよね?』って突っ込んでた)

・ただでさえ感動的なシーンなのに、大千穐楽のニュージーズたちの泣きっぷりはもう…だめ…。特にスト破りを辞めたアイクが、最後まで辞めようとしないスプラッシャーに対して「最後の最後に誰を信じるんだ!(ワイゼル・デランシー兄弟の方を見る)あいつらか?(ニュージーズたちを見て声が詰まる)……こいつらか?(涙声)」と聞くシーン…もう一回観たい…

・戻ってきた3人を全身で受け止めるジャック。涙涙の大千穐楽でも泣かずにドジっと構えて迎え入れる姿に、観ているこっちがやられた

・「うわぁ〜〜〜なんてこった、親父にどやされる…!!!」からの台風の目ダンス大好き。ジャックもスプラッシャーも他のニュージーズたちも演技と踊りのメリハリが完璧

・台風の目ダンスの直後、輪の中にいるデイヴィ・クラッチー・ジャックが歩いて前に出てくるんですけど、出る直前にクラッチーがジャックの背中?肩?をポンと叩くんですよね。何も言わずにただジャックを支える感じがとっても良いなぁ…兄弟だなぁ…って。それから、これは個人的な感想ですが、なぜかその一瞬だけ松岡広大京本大我にも見えたんですよね…あ〜〜本当に良かった(思い出してまた染みてる)

・ステージ中央に固まって踊ってたニュージーズたちが「ストライキストライキストライキストライキ……」でぶわぁ〜っと全体に広がるんですけど、大千穐楽アルバートが顔をぐしゃぐしゃにして泣きながら(決して涙は拭かずに)下手側最前で全力で踊ってた姿が頭にこびりついてる…見てた方いるかなぁ…

・「タダダンッ…♪」「ジャ)行くぞッ」「他)うぉー!!!」の後、ジャックを含むニュージーズ数人が群舞に備えてステージ後方に下がるんですけど、ステージ前方へ出る直前にジャックが両隣の子(1人はフィンチだったことだけ覚えてる)と「(よし、行くぞ!!)」って目を合わせるんですよね。そこもすごく好き

・ステージ中央の群舞に合わせ、最下手ではデイヴィとレスが、最上手ではジャックとクラッチーが「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」と盛り上げるんですけど、拳を突き上げる回があれば、お祭りのように手を下から上に煽る回もあって、見てて超楽しかった!!でも群舞も見たいし、このシーンは『目が足りん!ベスト3』に入るかもしれない

・後方で群舞を眺めるジャックのもとへ(インスタで好きなシーンに挙げてたところ)インクを持ってくるレス。ジャックはそれに気付くや否や、はちゃめちゃに優しい笑顔見せるから恋

・その後の「S・T・R・I・K・E」と掲げるシーンで、客席に背を向け座るジャック。ツイートもしたけど、見切れレベルのサイド席だったとき、仲間を見守るあたたかい表情をしているのがチラッと見えて、すっごく嬉しかった…素敵だった…

 

スト破りが戻ってきてエネルギーいっぱいに舞うニュージーズたち。荷車を持った大人たちと戦っていると、今度はスナイダー率いる警察官たちが彼らを捕まえにきます。ジャックの「あいつら敵だ」を合図に全員が一目散に逃げるものの、脚の悪いクラッチーだけが捕まってしまいます。。

・荷車がきて一瞬ひるむニュージーズたちが口々に「ジャック…!」「ジャック…!」と訴える姿に、「(あぁ、彼らのリーダーなんだな、中心にいるんだな)」って改めてリーダー・ジャック、座長・京本大我であることを感じて毎回ぐっときてた

松岡広大さん(『さん』をつけたくなる貫禄)の演技が化け物すぎて、捕まる瞬間が本当に辛い…(観ていない方は想像の2.5倍、悲痛な叫び声が劇場に響くと思っていてください)

・そして「ジャック、助けて!!」の声を聞き、「ハッ」っとクラッチーが捕まったことに気付くジャック。杖でぶたれて声を上げるクラッチーから顔を背ける姿、息を荒げながら力の入らない脚で這うように逃げる姿、クラッチーが作った旗の破片を拾って悔しそうに「……クラッチー…」と嘆く姿……いくら兄弟ほどの仲とはいえ、スナイダー相手では簡単に助けへ向かえないジャックの一面に人間らしさを感じて苦しくなった

・scene9へ転換する直前、スナイダーの「ジャック・ケリーを探せ!!」を合図に警察官が走り回るんですけど、その中を華麗なスライディングで掻い潜るマッシュがこのシーン唯一の息抜きでありツボだった(←ス、スライディングする必要ある…?と思ってた)

 

Scene9 屋上

クラッチーが連れて行かれ、罪悪感に苛まれるジャック。息は荒く、体もフラフラの状態でペントハウスの屋上に戻ってきます。そして「ついに見出しになった、警官と衝突…クラッチーが呼んでた、脚を引きずり……!!…皆、戦い血まみれ…キャプテン・ジャックのせいで…目を瞑り、立ち去りたかった……」と、冒頭でクラッチーと歌ったサンタフェの音に乗せ、何もかも忘れて遠くに行きたいという悲痛な思いを歌います(「♪サンタフェ(Santa Fe)」)。

・日によって表現がコロコロと変わっていったサンタフェ。崩れるように膝まづいたり呆然と立ち尽くしたり帽子を投げ捨てたりギュッと握ったままだったり虚げな目をしたりぐっと力強く開いたり最後のロングトーンも、片腕を上げる日、両腕を上げる日、手すりをギュッと握ったまま少し背をそらせる日など様々でした。インスタライブでは「その日の気分」と言ってたけど、だいぶ差があるからそれぞれどんな感情で演じてたのか聞きたかったな~~~(もう一回ニュージーズおつかれ様インライやろう?の顔)

 

 

とんでもなく長くなってしまったので、二幕と全体の感想はまた後日に。気が向いたら、また一緒に懐古しましょう!

「ブログには書いてないけどここが好き!」「このシーンが忘れられん!」などなど、皆さんのロスっぷりもどんどん垂れ流していただけるとうれしいです(それでまた私がロスりたいだけ)